インタビュアー及び文責:加藤 貴博(弊社、代表) 以下、加藤


株式会社インフィニット様インタビュー株式会社インフィニット
代表取締役
清水 広大 様

株式会社インフィニット様インタビュー
株式会社インフィニット
代表取締役
清水 広大 様

加藤:インフィニットを立ち上げたのはいつ頃になるのでしょうか?

清水代表:4年前ですね。

加藤:アパレルメーカーにおられたのでしょうか。

清水代表:実は私、この業界にいきなり飛び込みました。

加藤:えっ?そうなんですか。アパレル業界での経験がないのにですか?

清水代表:そうです。全くなかったです。

加藤:それはすごい!チャレンジャーですね。

清水代表:よく言われます。

加藤:では、どういった分野から?

清水代表:もともとは大学卒業後、通信業界におりまして、外販の営業マンをしておりました。

加藤:大学はどちらですか?

清水代表:国士館です。

加藤:国士館大学はスポーツが強いですね。何かスポーツをなさっていたのですか?

清水代表:弓道部でした。高校・大学と弓道をしていました。

加藤:かなり打ち込んでいらっしゃったのですね?

株式会社インフィニット インタビュー

清水代表:はい。バリバリの体育会系。インカレにも出てましたね。なので、当初は弓具を作る職人になろうと考えていました。できたら、弓道でプロになれたらと。例えばオリンピックで弓道競技があったら、私もそっちに行っていたかも知れません。

清水代表:はい。バリバリの体育会系。インカレにも出てましたね。なので、当初は弓具を作る職人になろうと考えていました。できたら、弓道でプロになれたらと。例えばオリンピックで弓道競技があったら、私もそっちに行っていたかも知れません。

株式会社インフィニット インタビュー

加藤:弓道は日本だけだからですかね。

清水代表:アーチェリーはありますがね。弓道は有名ではありますが、国際競技のようなものがないので。実は、この弓道が、スーツの採寸に関係がありまして。弓って、張りが結構すごいんですよ。ものすごくキツいんですが、これを引いている最中は持っていなければいけない。
それを持つとなると、人の骨格を上手いこと組み合わせないと負荷に耐えられないんです。長年弓道をやっているとどうなるかというと、ある程度人体の骨格が見えるようになるといいますか、整体師ではないんですが、分かってくるのです。
それがあったので、この仕事を始めて、サイズを測るときに、どこからどこを測ればいいかがすぐにわかったのです。

加藤:弓道をされていたことが、今の仕事に非常に役に立っているということでしょうか。

清水代表:その通りです。人の体形は、猫背だったり、体が傾いていたり、いかり肩、なで肩など、一人ひとり違います。弓道をやっていたので、見ると分かるのです。
弓道で的に当たらないというのも、実は骨の組み方に問題があるので当たらない。なので、この仕事をしたときに、ストンと腑に落ちたのです。

加藤:弓道で優れた選手になるためには、まず体の基本的な構造を知らないといけない。

清水代表:創業時、実はもう一人、私と一緒にスタートした者がいるのですが、彼が言うには「なんでそんなにわかるの?」と。私はとくに意識してなかったのですが、今思うと、自然と体のことに詳しくなっていたのだと思います。

加藤:ところで、通信業の営業マンをなさって、そしてなぜこのお仕事を始められたのですか?

清水代表:もともと起業しようと思ったのは、二十歳のときです。学生時代、好きな弓道では食べていけないことがわかって、就活をしなければいけなくなったわけです。
でも、その時、どの業界も面白そうで、選べなかったのです。そこで、いろいろ考えたときに「経営してみたい」というところに行きつきました。というのも、実家が群馬で家具の製造工場を経営していることがありました。
家業ではあるものの、これまで「将来は継がなくてよい」と言われてきました。とはいえ、僕としては、「父の気持ちが変化したときに会社を任せてもらえるようになっていたい」と思っていたのです。確かに家具のことはわかりませんが、取りあえず経営ができれば、いざというときも何とかなるだろうと。
なので、経営者になるという将来像は二十歳ぐらいからもう明確にありました。聞くところによると、「何か事を成す」には1万時間が必要だそうで、年にすると3年です。25歳のころは仕事で全国に出張していました。その時に、今やらなかったら28歳で経営者になれないなと思って、会社を辞めたのです。

加藤:思いきりましたね。

清水代表:そこから、フリーの時期に入るわけですが、私がスーツを買おうとしていたら、
知り合いから「安いところがあるから教えてあげるよ」と言われて、買いに行ったらオーダースーツでした。本当に安くて2~3万で買えたのです。
僕はものすごく感動して、それを自分の知り合いに教えました。二十代は、みんなあまりお金を持っていないじゃないですか。安くオーダースーツが買えたら、みんな嬉しいだろうと思って。すると、みんなが興味を持ってくれたのです。

加藤:それで、これは行けると思ったわけですね。

株式会社インフィニット インタビュー清水代表:そうです。僕は営業はできるので、当初は代理店としてやろうと思い、動いていたところ、友人が「どうせやるならでっかいことしよう」と言い出したのです。
そこから、「じゃあやるか」ということになり、二人で立ち上げて、そこからは毎日テレアポ大会でした。
最初は何があればスーツになるのかもわからないまま、スーツを作ってくれる縫製工場を探しまくって。取りあえず、オーダースーツができるようになったというのが、はじまりです。

清水代表:そうです。僕は営業はできるので、当初は代理店としてやろうと思い、動いていたところ、友人が「どうせやるならでっかいことしよう」と言い出したのです。
そこから、「じゃあやるか」ということになり、二人で立ち上げて、そこからは毎日テレアポ大会でした。
最初は何があればスーツになるのかもわからないまま、スーツを作ってくれる縫製工場を探しまくって。取りあえず、オーダースーツができるようになったというのが、はじまりです。

株式会社インフィニット インタビュー

加藤:すごいですね。

清水代表:何としてでも3万円を切りたくて。それでできたのが、26,800円のオーダースーツでした。
なので、創業時は、26,800円のスーツだけでした。今でも26,800円は主力商品としてやっています。マクドナルドでいうと、定番ハンバーガーですね。それがずっと続いている。

加藤:利益の面では大丈夫ですか?

清水代表:利益は度外視でやっていました。売る側の自分たちもプロではないので、とにかく安く、手頃な価格で作れるからだけで始まったという感じでした。

加藤:縫製工場はどちらで?

清水代表:中国の工場で、生地も中国製。僕たちは中国語が話せないので、日本の企業を介して取引をしました。探す際も、原価はいくらまで、それ以上は無理と決め、そこに合う会社だけをひたすら探しました。

加藤:今はお客さまはどのくらいいらっしゃるのですか?

清水代表:おそらく3000人は超えていると思います。

加藤:それは素晴らしい。ずっとおひとりでなさってきたのですか?

清水代表:初年度だけほぼ一人でしたが、2年目からは社員の採用を始めたので2~3名という規模でやってきました。今は、私を入れて9名です。

加藤:エリアはどのあたりですか?

清水代表:東京を中心にして南方面は全てです。

加藤:各地に拠点があるのですか?

清水代表:拠点はあります。販売してくれる方がビジネスパートナーになったり、代理店さんが販売したり。創業時から無店舗なので、店舗なしで展開できるビジネスモデルなのです。

加藤:今はスーツの販売だけではなく、事業として取り組む方の育成・サポートもされていらっしゃるのですか?

清水代表:そうです。ビジネスとして取り組みたいという方は年々増えています。初期投資が少ないビジネスモデルなので、30万くらいでスタートできます。
また、研修期間も長く見積もっても1カ月程度あれば独り立ちできます。なので、会社員の方でもできますし、経営者の方でもう1つ事業を増やしたいからと始める方もいます。

加藤:低価格のスーツというのは量販店などでも取り組んでいるので競合もあるかと思いますが、そうした中で御社の強みはどういったところにあるとお考えですか?

清水代表:そうですね。集客の動線が全く違うんですね。店舗だと、立地がかなり影響すると思います。販促を行うとすれば、キャンペーンでの客の呼び込みになるかと思いますが、僕らの場合は紹介です。おそらく97%~98%くらいは紹介で成り立っています。
必ず紹介者がいて「インフィニットいいよ!」というので、お付き合いが始まっています。なので、マーケティングの仕方が全く異なります。正直に言って、マーケティングからすると、大手さんとは別に戦っていないという感じですね。

加藤:そういうことですね。御社との出会いは、1年ほど前だったと思いますが。今日は事業について詳しくうかがうことができて、大変勉強になりました。

清水代表:確かにこうした話をするのは、初めてですね。ビジネス交流会でお会いして、その後お会いする機会を頂いて、そこからご縁が始まりました。
その時、ちょうど情報機器を導入しなければいけないというタイミングでもありましたので。というのも、当社ではiPadと業務用のスマートフォンが1人1台必須なのです。端末だけでも16台くらい持っており、社員数にしては端末が多いのです。その調達となると、なかなかスムーズにいかないこともあるので。
なので、御社のようにフットワーク軽く対応していただけると大変助かっています。先ごろはリースの話もありましたが、それもありがたい情報です。

加藤:私共の方こそ、お役に立つことができれば何よりです。

清水代表:実は、オーダースーツの受注量が増えてきたタイミングで、独自のシステムの開発も行なっています。
オーダーのシステムなのですが、そうするとマストでiPadがないと、発注ができません。
僕たちの仕事は無店舗の外販なので、要は外にいるときにオーダーができないと仕事になりません。そうすると、今後当社の事業展開を拡大する上では、取引先にもタブレットが必要になります。つまり、iPadがないと事業拡大の障壁になってしまうのです。
そうした意味合いにおいても、御社が迅速に供給してくださるというのは、何より事業のスピードを上げることにつながるのです。もともと、私も通信業界にいたので、そのフットワークの軽さとか、リースができることとかが、どれほどすごいかが、よくわかるので、それがとても助かります。

加藤:タブレットで発注したり、お客さまに画像を見せたりして、選んでいただくといったこともできるのですか?

清水代表:もちろんです。タブレットにデータとして残しておけば納品の実績も出せませす。
あとは、仕事で使うSNSも全て返信できて、クレジットカードの決済もできますので、ひとつですべてが簡潔できるのです。今はペーパーレス化が進んでいるので、電池が持つ限り何人でも対応できるのです。そうすると、大口の販売会に行ったときも、1台で何人ものデータを入力できるので、それがやはり大きいですね。卸先は、大企業もあれば、法これから開業届を出すという個人の方もいらっしゃるので、そうすると、審査に通ると思っていたのに通らなかったりすることもあります。また、初期コストを抑えるにはリースは必須といえます。今までは分割で購入できたのですが、サービスが終了したので、1台購入するのに12~13万の初期投資が増えるということも。
そうすると、当初30万でスタートできるというビジネスモデルが、40~50万でスタートと言わなければならなくなると、また参入障壁が高くなってしまいます。それが毎月数千円のリースで済むなら、大助かりです。

加藤:パートナーさんは現在も増えていらっしゃるのですか?

清水代表:月に2~3社程度増えています。今はウェブでの募集も始めています。そこからの問い合わせも増えていて、先ごろようやく第一号店が、無事に契約になりました。

加藤:何歳くらいの方が多いでしょうか?

清水代表:20代後半から30代の方が増えていて、地域で言うと関西が熱いです。とくに近畿地方からの問い合わせが最も多くなっています。

加藤:もう一つのファーストアビリティという会社はどのような事業をされているのですか?

株式会社インフィニット インタビュー

清水代表:ファーストアビリティは営業会社になります。販売と販路の構築、インフラです。国内における販路の構築が役割になっています。
インフィニットはどちらかというと、代理店さんの支援をしますので、ファーストアビリティは商品企画、開発、バイヤーのようなことも行ないます。現に今も海外に行っています。

清水代表:ファーストアビリティは営業会社になります。販売と販路の構築、インフラです。国内における販路の構築が役割になっています。
インフィニットはどちらかというと、代理店さんの支援をしますので、ファーストアビリティは商品企画、開発、バイヤーのようなことも行ないます。現に今も海外に行っています。

株式会社インフィニット インタビュー

加藤:お客さまの対応をする上でどのような事を心がけていらっしゃいますか?

清水代表:当社のお客さまの多くは、明確に「コレが欲しい」という方はいらっしゃらない。ほとんどの方がオーダースーツを作るのが初めてという方なので、新規のお客さまになります。どうやって買ったらよいか分からない。注文の仕方やこだわり方も分からないわけです。なので、そういったことをお伝えするのも仕事の1つとなっています。

加藤:具体的にはどのようなことをお伝えするのですか?

清水代表:どうしたらカッコよくなるか、体に合ったスーツというのはどういうことなのか、などですね。もう1つの特徴として、日本の男性は、面倒くさがり屋が多いということがあります。カッコよくなりたい。モテたい。でも、スーツに詳しくなりたくない。
これが多くのお客さまの願望です。では、何がしたいかというと「丸投げしたい」ということです。

加藤:そうするとスタイリスト的な役割も必要ということになりますね。

清水代表:そうなんです。なのでスタイリストを育成していき、そのスタイリストをお客さまの担当に付けるということをやります。そうすると、スタイリストと連絡も取りやすいので「何か買いたくなったらまた連絡すればいい」という関係性をお客さまと作っていきます。

加藤:その中でお客さまの満足度というのはいかがですか?

清水代表:「選んでいて楽しい」ということはよく言われます。また、初めてスーツを着て鏡で見たときに「おぉ!」といった言葉にならないリアクションがあります。

加藤:そういったときがやりがい感じる瞬間でもあるのでしょうね。

清水代表:頼られる・任されるという関係性になると、やりがいになります。

加藤:オーダーしてから手元に届くまでにどれくらいかかるものなのでしょうか?

清水代表:約1カ月です。

加藤:その間、待つ楽しさがありますよね。

清水代表:そうですね。お店で買うより、選択肢は何百倍にもなると思います。

加藤:そうした中でフェイスフルの担当の対応に、どのような印象を持たれましたか?

清水代表:話しやすかったですね。急ぎで動かなければいけないときもあるのですが、それに対応してくださって。
会社まで来てくださったのが良かったです。通常、ショップに行くと最低でも1時間かかりますが、それがないというのはすごく快適で、よかったです。

加藤:今後フェイスフルの期待することはありますか?

清水代表:一緒にパッケージの商品展開ができれば、お互いの売り上げにもなるのではないでしょうか。それが、システムになればより効果が出てくると思います。

加藤:なるほど、いいですね。それにしてもオーダースーツというのはやはり魅力ですよね。

清水代表:世の中は今ほとんどイージーオーダーです。フルをやっている方は本当に一部です。

加藤:大手でも始まっていますね。あれもイージーですか?

清水代表:はい。あれもイージーです。

加藤:イージーとフルではどれくらい違うのですか?

株式会社インフィニット インタビュー清水代表:簡単にいうと、その人の寸法値に合わせて、型から起こすのがフルオーダーです。それを1回仮縫いして微調整をするため、工程は2倍なのと、イージーオーダーというのはもともとパターンから補正を入れて体に合わせるので設計の仕方が違います。

ここでまず、時間の掛け方が全然違ってきます。
フルはそれを手作業で行い、CADを使ったりしますが、結局CADを使って起こさなければいけないのでゼロから作る。そこでコストがかかってきます。
そして、イージーに関してはある程度システム化されているので、数字さえ入れるとある程度CADが自動的にパターンを起こせるようになっています。
そこに補正値を入れていくと、今は自動裁断機があるので、そのデータが生地がずらっとあるところに機械が勝手に裁断して、縫うだけの状態になるのです。
ここですでに納期が1~2週間違ってきます。そして、やはり人件費は格段に安くなるので、全くの別物です。

清水代表:簡単にいうと、その人の寸法値に合わせて、型から起こすのがフルオーダーです。それを1回仮縫いして微調整をするため、工程は2倍なのと、イージーオーダーというのはもともとパターンから補正を入れて体に合わせるので設計の仕方が違います。

ここでまず、時間の掛け方が全然違ってきます。
フルはそれを手作業で行い、CADを使ったりしますが、結局CADを使って起こさなければいけないのでゼロから作る。そこでコストがかかってきます。
そして、イージーに関してはある程度システム化されているので、数字さえ入れるとある程度CADが自動的にパターンを起こせるようになっています。
そこに補正値を入れていくと、今は自動裁断機があるので、そのデータが生地がずらっとあるところに機械が勝手に裁断して、縫うだけの状態になるのです。
ここですでに納期が1~2週間違ってきます。そして、やはり人件費は格段に安くなるので、全くの別物です。

株式会社インフィニット インタビュー

加藤:最近は洋服をその人が着たようなイメージできる画像アプリとかありますが、ゆくゆくはそうしたものもお考えですか?

清水代表:考えています。オーダーシステムの中にプレビュー機能を付けてイメージができるようにと。

加藤:その他には取り組まれていることや、目標や方針などありましたら?

清水代表:オーダーシステムが完成しましたので、社内でデモンストレーションかけて、遅くとも来春には正式ローンチをかけたいと考えています。また、システム会社として会社を起こす予定でもいます。

加藤:オーダーシステムというと?

清水代表:簡単に、タブレット上で選択していくだけで、仕様書が作れるシステムです。

加藤:今はスタッフの方が入力して発注するシステムですが、今後はお客さまがタブレットを見て選んでいくということですか?

清水代表:いえ、お客さまと一緒にタブレットを見ながら一緒に選べるものを作っています。

加藤:お客さまのメリットはどういうところにありますか?

清水代表:どちらかというと業者側のメリットになるかと思います。システムの販売先はオーダースーツ屋さんになります。管理体制が一本化することで、業務効率がアップします。
今までは仕入れ先が複数あり、受注内容によって発注先が変わっていたのを、全てワンストックにできることになります。実際導入いただくと、事務員さん1名以上の人件費は削減になります。
うちも、2名で月に250とかさばいています。また、システムを導入後も1名しか増やさない予定でいます。

加藤:イージーオーダーの事業だけでなく、ソリューション事業ですね?

清水代表:そうです。また直近ですと、エシカルというワードがはやってきていまして、インフィニット側の業務で、開発から携わった繊維の商品化および販売の事業を展開しようと考えています。

加藤:今後どこかに畑を作るんですか?

清水代表:農家さんから原材料を買取って、開発するのです。

加藤:それは国内ですか?

清水代表:国内だけでなく、海外にも行っています。そこから始めています。そうなると完全なるオンリーワン商材になります。

加藤:農業を支援して、ビジネスになり、同時に社会貢献にもつながる事業になるわけですね。

清水代表:SDGs(持続可能な開発目標)であるとか、今社会が抱えいる課題解決一つになると思います。
ですので、社会貢献を意識した事業家の方をメインにターゲットにしていく予定です。
個人一人の消費をどうするかよりも、事業家の考え方を変えた方が社会的な影響が大きいので。企業のユニフォームであったり、スーツであったり、そういったものに取り組んでいきたいと思います。

加藤:今後、私共の通信業界に期待することはありますか?

清水代表:よりパーソナルな情報を保管するとか、マーケットの規模にもよると思いますが、より視覚的なツールの充実化でしょうか。あとはインバウンド向けサービスはもっと拡張できるのではないでしょうか。例えば、海外から来た方に対しての言語。情報収集源。また、Wi-Fiスポットが少ないという声も耳にしますので、FreeWi-Fiのエリア拡張というのもよいのではないかなと思います。
あとは、コストパフォーマンス。そこは大きい気がします。安いというのは一つ武器になります。仕組みを変えることによってコストを下げるような提案商材があると、多くの企業が反応するのではないかと思います。

加藤:4年でここまで成長されるとは、やはり経営者としての才覚がおありだったのではないかと思います。お父さまはなんとおっしゃっていますか?

清水代表:まだ、心配していると思います。「早く安定しろ」と。もうワンステップ望んでいるんだろうなということは感じます。

加藤:オーダースーツのマーケットは今後も開拓する余地があるということですね。

清水代表:開拓しますね。今までの王道、ベーシックとも言いますが、ベーシックなスーツはこれから売れなくなるようになってきます。なぜそこでスーツを買うのかといった理由が必要なんです。「なぜ?」が買う側にちゃんとあるかどうかをしっかりと抑えていくことを今後も意識していきたいです。

加藤:アフターフォローもなさっていますね。

清水代表:仕組みづくりまではできていないですが、「フォローする」という社内での文化はあります。

加藤:スーツは毎日着るものなので、その満足度が高ければ、自然に広まっていくでしょうし。本日あらためてうかがってみる、想像以上にユニークなビジネスモデルですね。無店舗というのが、隙間的に入っていけるので、強みになるのでしょうか。

清水代表:インターネットが充実しすぎると、消費者側が世の中に流れている情報量が膨大すぎて選べなくなってきています。ECサイトがものすごくたくさんあるのですが、何を買ったら良いか判らないという状態になっている。

加藤:そういう意味では、フェイスフルも御社も比較を行った上で、メリットデメリット含めてご提案できるとのが共通しているところではないかと思います。
本日は、貴重なお話をありがとうございました。